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病気と退行療法
がんこな病気や健康問題の多くは、ヒプノセラピーの対象となります。治療には、従来の西洋医学・東洋医学と並行して、各自に向く、代替医療、各種療法も試されるといいとかもしれません。ヒプノセラピーは、現在の治療、回復、治癒を助けることができます。また、何を試しても治らない場合、心理療法としてヒプノセラピーは大きな効果をあげています。病気の原因は、いろいろ複雑に絡み合っているもので、発病のきっかけや、引き金になった心因があるかもしれません。その場合の心因、事故の心因のほとんどは、探って行くと、今生に見つかります。
病気の症状と、患部は、その症状や部位の感情に関連することが多いのです。甘いものなど含水炭素を取りすぎると、糖尿病の元になりますが、10カ国語に訳されたベストセラー、「あなたの人生を癒す」では、人生の喜びと感謝(甘さ)を味わうことが糖尿病を癒すカギだと、ルイズ・ヘイは言っています。
乳房というのは、出産、育児や栄養を与えることに関連しています。当然それに関連した感情が乳房に蓄積されているのです。肉体は体だけでできていると思うのはまちがいです。常に心や観念に影響されています。他のすべての器官同様、乳房には本来の機能があり、その機能は尊重し、生かされ、表現される必要があるのです。
1950年代にシカゴで乳がんで手術を受けた40人の女性には、性格と行動パターンに共通点が見出されたという研究があります。「セックスを楽しめない、子供が欲しくないか、欲しくなかった。表面ではとてもうまくいっているように見せかけているが、実は母親とうまくいっていない」というものです。もちろんこれは一例ですが、上記のクライアントは、子供に対して怒りを抱き、こんな苦労をさせられるなら、子供がいない方が良かったと感じていたころ、乳がんになったと言っていました。 [An article on cancer research by Sidney Kats in the Canadian Journal, Maclean's Magazine, from The Healing Intelligence, Harry Edwards, 1971]
発病、発症前後にどんな人生をおくっていたのかが、非常に重要なカギになると思います。感情的、心理的、観念的にどのような変化があったのか。どのような観念、感情がその病気や症状に伴うのか。それは普通の病気の治療では問題にされていませんが、回復や治癒にはとても大切なのです。患者さんは病気に伴う感情や観念を変えることにより、自分の体に回復の許可を与えることになります。
退行療法により、長年のぜんそく、心臓病などの重い病気が4−5回のセッションで驚くほど回復した例はたくさんあります。心理的な要因を取り除いたあと、自己催眠を続ければ、心身ともに健康になる下地ができます。健康的でない、否定的な観念、信念、ライフスタイルを変え、感情、人生を癒すことにより、体も癒されます。本来のバランスを取り戻すお手伝いをするのがヒプノセラピーです。
心の悩みと退行療法
いろいろ試しても、治らなかった恐怖感、不安感、どもり、心の悩みに、ヒプノセラピーを試していただきたいものです。意識にないほどの昔に、今の悩みの原因があるかもしれません。過去にもどって、根っこになっている体験を癒す必要がある例もたくさんあります。
退行療法の実例へ。
忘れられないケースは、交通渋滞と、橋を渡ることへ恐怖を抱いていたクライアントのケースです。退行療法で、ごく幼い時に受けた性的な暴力が浮かび上がり、少しずつそこから癒されました。ヒプノセラピーで、潜在意識に尋ねて、最初の原因が初めてわかりました。性的な暴力のケースは、アメリカではとても多いです。 セラピストは、悩みの原因を決して推察してはなりません。原因は、いつでもクライアントの潜在意識から自然に出てくるものなのです。潜在意識に問いかけるときに、クライアントの意識を操るような質問は、避けます。潜在意識が自由に、記憶をたどれるように助けます。
もう一人のクライアントは、湾岸戦争で戦った元空軍の兵士です。誰にも言えないような恐ろしい体験を、退行療法で癒し、ゆっくりと立ち直りました。生死にかかわるトラウマは、無視しても自然に治るものではありません。何らかのセラピーで癒す必要があります。大の男が泣くのは、なかなかできることではありませんが、信頼できるセラピストを探して、心の奥の叫び声を外に出してください。セラピーの中で、怒りや悲しみ、絶望感、不安、どんな感情でもいいのです。あなたの方法で表現してみてください。
病気とスピリチュアルな要因
受け入れがたいことでしょうが、病気はたましいからの黄色信号であることが多いのです。
あなたの魂はいつもあなたに語りかけていますが、覚醒しているときにはなかなかそれに耳を傾けることができません。 夢の中では少しでもコミュニケーションがあるのですが、ほとんど無視されている状態です。それでだんだん心身・人生のバランスがくずれていき、何も修正・改善が行われないでいると病気になる場合があります。病気は「ちょっと待って、何とかしてよ」という、たましいからの呼びかけかもしれません。
悩みのや病気の心因、きっかけのほとんどは、今生にありますが、約15%のケースは、もっと以前に原因があるという研究発表があります。前世療法は、クライアントの否定的なパターン・カルマを見つけ、手放すお手伝いをします。 この分野はアメリカでもまだ新しいので、充分な体験とスピリチュアルな
知識のあるヒプノセラピストでなければ、この療法は成功しません。クライアントにも、古い観念や恐れを手放す勇気と覚悟が必要です。
過去生を思い出した人々は、自分が永遠の存在であることに気づきます。 その気づきにより、大きな変化が人生に起こります。あなたはどんな人生をおくりたいですか? ヒプノセラピストとして、少しでもそのお手伝いができれば幸いです。
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