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ヒプノセラピーは、エイズ患者の自己治癒力・免疫力を高める効果があることがわかってきています。従来の治療にヒプノセラピーを組み合わせることにより、治療効果を高めます。
ヒプノセラピーは、現在いろいろな専門分野に分化しており、HIV/エイズの分野でワークショップや診療を行っているセラピストもいます。
病気に対する感情、信念や態度が健康に大きな影響を及ぼす可能性があることは、多くの研究で明らかになっています。そこで病気の治療を側面から支えるために、心理的なセラピーが必要になっています。サンフランシスコで1988年からエイズ医療に携わっているジョン・カイザー医学博士は、エイズ治療を、1)栄養的なサポート、2)心理的なサポート 3)従来の医療、という3つの面から行っているそうです。 HIVクライアントのために、ヒプノセラピーは次のようなお手伝いができます。
患者が、悲観的な見方、恐れや、孤独感、恐怖、罪悪感、仕事の悩み、その他の心の悩みを改善する努力を始めると、CD4細胞( ヘルパーT細胞)の数が安定する、または増えるケースが多いと、1993年の「IMMUNE POWER(免疫力)」の中でカイザー博士は書いています。血液検査を前回と比較して、T細胞が増えたり、減ったりした場合、前回の検査と今回の検査の間に、心理的、精神的に何か思い当たる変化がありますか?精神的なストレスの改善、管理法など。また、怒りや憎しみなどの感情をセラピーの中で表現し、発散し、癒すお手伝いができます。 (Immune Power, 1993, Jon D. Kaiser, M.D., St. martin's Press)
いろいろな悩みをかかえているクライアントを、影でサポートしています:
スピリチュアル・サポート「HIVのテストが陽性だと知ったときの、ショックを乗り越えると、新しい人生の目的が誕生する」と、カイザー博士は語ります。これをきっかけに、人生をもっと豊かに生きることができるかもしれません。詳細は下記の「サイコスピリチュアル・ヒーリング」をごらんください。
免疫力を高めるイメージ療法
ヒプノセラピー・CD私が所属するヒプノセラピー協会、American Council of Hypnotist Examiners の1997年の国際大会で、Timothy Trujilloという臨床ヒプノセラピストが、「HIV/エイズのためのヒプノセラピー」について話しました。彼の体験から、イメージ療法が効果があることがわかりました。個人セラピーやグループセラピーの中ではもちろん、症状や体験について話し合うことが重要ですが、ヒプノセラピーでは、そういうことはむしろ最小限に留めて、イメージの世界の中にお誘いするほうがより効果があがるそうです。 私はその講演テープの資料を元にして、HIV/エイズのイメージ療法をデザインしようと考えました。 「命の泉」 ヒプノセラピー・CDは、エイズのクライアントの体験にヒントを得てデザインしました。どなたがお使いになっても、健康増進効果があると思いますが、特にがんや、エイズの方の免疫力を高めるお手伝いができることを祈って作ったものです。 「癒しのシャワー」ヒプノセラピーCDは、病気の方も健康な方にもお薦めします。地球のパワフルなエネルギーを第1チャクラからとり入れるイメージ(グラウンディング)と、癒しに効果があるとされる流水のイメージ(シャワー)の二つのイメージを使っています。リウマチ、痛み、皮膚病、冷え性などにも効果があることがあります。 ![]()
前述の「IMMUNE POWER(免疫力)」の中でHIV陽性者は、あらゆるレベル(肉体的、精神的、スピリチュアルに)で自己の成長をはかることを、カイザー博士は薦めています。博士の総合的ヒーリングプログラムは、「成長している間は、生物は健康で、活力に満ちている」という原理に基づいています。成長を続けることが、逆風に立ち向かうカギなのです。「HIVに対して力強く抵抗できる免疫力が欲しかったら、精神的なレベルで成長を続けなさい」と、博士は述べています。 ルイーズ・ヘイは、ベストセラー、「You Can Heal Your Life (あなたの人生を癒す)」の中で、エイズ陽性者に対して、次のような否定的な態度、信念、感情をもっているなら、変えて行く努力をすることを薦めています。「無防備で、希望がない、だれにも愛してもらえない、かまってもらえない、自分は充分良くない、自己否定、性にまつわる罪悪感」などです。そして、自分を愛し、自分のすべてを感謝と共に抱きしめることを薦めています。 本当の治癒、回復は、内側から起こります。つまり、肉体的、外的な治療は二次的なもので、心理的・スピリチュアルなヒーリングが、肉体と外側に治癒をもたらすのです。 具体的に言うと、非常に難しいことですが、HIVに感染した自分を許し、抱きしめることが、治癒につながります。HIVと戦うのではありません。HIVはもはや自分の一部になっているので、それを切り離すのではなく、むしろ統合します。統合するというのは、 自分をあるがままに受け入れ、愛するということでもあります。 HIVに関連した記憶、性的な体験、自分のセクシュアリティー、関わりをもった人々は、恥ずべきものや罪悪感を抱くものではなく、受け入れ、抱きしめます。お別れのときが来た人には、心の中で、「さようなら」を言います。 HIVに感染した自分を許すと同時に、自分を感染させた相手を許すためには、深く掘り下げた退行療法が必要なときがあります。クライアントの希望と必要により、退行療法で感染したとき、発病したときの過去にもどっていただき、その心理的なトラウマを取り除くお手伝いをすることもできます。 催眠状態でなくても、自分に言い聞かせるポジティブな言葉を、アファーメーション と言います。エイズ患者のためのアファーメーションを、1年間分まとめた本、「光の色」から、実例を抜粋しますのでご覧下さい。 私クライアントの中には、「病気になって初めて、感謝の気持ちが持てるようになった。ここに行きつくまで、長い間悩んできた。HIVになったことは、このような心境に行きついたことで、よかったのかもしれない。今は第二の人生だ」 と言っている方もいます。このような言葉を聞いて、私は畏敬の念にかられます。
こんにちわ。私はサンフランシスコ郊外で臨床ヒプノセラピーのクリニックを開いている、やのうせつこです。
HIV陽性者の方で、薬を飲むことに苦痛を感じている方、注射針に恐怖感を抱いている方、気分が落ち込んでいる方、治療の悩みその他今までの怒りや悲しみ・相談のメールお待ちします。
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1999年・2000年 著作権全権・臨床ヒプノセラピスト・矢納摂子 |