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Lの恐怖 続き
これはシェーン君から聞いた話です。日本にいた時に、友達と一緒に 日本の女の子とお酒を飲みに行く機会があったのだそうです。その女の子達と 飲みに行くのは初めてだったのですが、そのうちの一人が、お酒を飲みながらなんと彼にこう聞いたそうです。 「Do you have a rubber?(ゴムを持っていますか?)」 ラバー(ゴム)といえばコンドームのことです。そんなことを質問してくるということは、 当然そのつもり?。日本人の女の子は積極的なのかも知れないけど、会ってまだ1時間しか 経っていないのに、いくらなんでも早過ぎるんでは、と思わずドキドキ(ワクワク?)したとか。 実は後で"rubber"ではなくて"lover"で、その女の子は「恋人はいますか?」と 聞いたつもりだったと解ったのだそうです。 「あの時はびっくりしたなあ」とは、シェーン君の弁です。 その2 「エレクション違い」 あれは94年のアメリカの中間選挙の日でした。会社で仕事をしていると、ジュリーがニヤニヤしながら近寄って来ました。 「日本人に絡んだちょっといやらしいジョークを聞いたんだけど、聞きたいですか? でも絶対に怒らないって約束してくれないとだめですよ。」 大体少数民族を題材にしたジョークというのは、その民族にとって楽しいものであることはまれです。 横ではグレースがやっぱりニヤニヤしながら、 「そんなジョークは杉本さんには言わないほうがいいって言ったんだけど。」と言っています。 でも当時私はジュリーの上司でしたし、彼女がニヤニヤ笑っているので、そんなに 悲惨な内容でもなかろうと思い、聞いてみることにしました。 「今日は、日本人が一番好きな日です。」 「え? どうして?」 「Because today is the erection day!」 これは日本人がLとRの区別が苦手なことを前提にしています。本当なら"election day"「選挙の日」 なのに、"erection"では「勃起」です。えらい違いです。私は思わずけげらげら笑ってしまいました。 横ではグレースとジュリーが、なんとなくほっとしたように、やっぱり笑っていました。 その3 「ラブ・ミー・テンダー」 これは、何かで読んだ話です。 アメリカの某会計事務所で働くA子さんが、事務所のクリスマスパーティーでカラオケを歌うことに なりました。彼女の選んだ曲は「ラブ・ミー・テンダー」でした。 ところが残念ながら彼女の発音では「Love me tender.」ではなくて、「Rub me tender.」(優しくさすって)と 聞こえてしまったのでした。 その時、会場は必要以上に盛り上がってしまったそうです。 その4 「ラスト」と「クラッチ」 ユリコさんとおっしゃる方からEメールで教えていただきました。 あまりにもうまくできすぎているので、作り話みたいですが、数年前に実際にあった話だそうです。 彼女の友人のイギリス人が日本のエンジン製造会社を訪れた時のことです。朝タクシーで会社に向かっている時に、 技術者のチーフの方が急に切り出しました。 「性欲(lust)の問題について話をしたいのですが。」 その友人がびっくりしたのは言うまでもありません。 「え? そういう話は夕食の後にでも。」 「いえいえ。この話はとっても重要なので、是非、今お話したいのです。」 「はあ? どうしても今でないといけないのですか。」 すると技術者の方は、追い討ちをかけるようにこう言いました。 「もちろんです。股間(crutch)の問題について話をしないといけません。」 その技術者が話したいのは、実は「クラッチ(clutch)のさび(rust)の問題」だったのですが、 その友人がそれに気が付くまでには、若干時間がかかったそうです。
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